校長室より①

令和3年7月16日(金)  全国調査(R2.6.1~R3.5.31)小学生のコロナ感染状況

令和2年6月~令和3年5月末までに文部科学省に報告があった小学生児童で感染者した人数は9374人いました。その内、家庭内感染が7311人(78.0%)、学校内感染が415人(4.4%)、家庭・学校以外のその他が601人(6.4%)、感染経路不明が1034人(11.0%)でした。仕事等で行動範囲が広い大人がどこかで感染してしまい、知らない内に子どもを含めた家族にも感染させてしまった……というのが圧倒的に多いようです。仕事等の関係上、我々大人は日常生活で子どもに比べたら行動範囲が広く、不特定多数の人との接触も多い状況にあります。子どもたちが楽しみにしている長い夏休みに家庭内感染を出さないようにする為にも、家庭内で一人一人が毎日実施している感染予防対策を今一度振り返っていただき、予防していただけたらと思います。また、変異株の増加により6月末から保健所の対応に大きな変化が出ています。市内の児童・生徒に陽性者が出た学校の対応をみると、疫学調査で濃厚接触者がいなくても、変異株への心配から、陽性者に関わりがあった人全員(同じ学級の全児童、担任、授業で関わった先生方、陽性者がちびっこに通っていたらちびっこ全児童等も)が『念のため』PCR検査を受ける対象者になっています。そうなると、学校に検査キットを取りに来てもらう→陽性者が発病したと考えられる5日後にあたる保健所の指定日に検査を行う→すぐに学校へ提出に行く→学校が対象者全員の検査キットを保健所へ提出に行く→結果は翌日の昼頃に判明……という流れで、臨時休業も5日間と長い期間になっています。2学期は子どもたちが色々な場面で活躍し、楽しみにしている大きな行事である『運動会』『4~6年音楽会』『6年生の修学旅行』『秋の遠足』が予定されています。しかし、陽性者が上記の行事の直前にでたら、延期か?中止か?と、行事の開催そのものが危うくなってしまいます。日常生活を振り返ると、スーパー等への買い物に行った時の様子を見ると、コロナ対策に慣れっこになってしまい、全く手指消毒をせずに出入りしている大人の方もいます。施設に行く時は、出入り時の最低2回は手指消毒を実施する等の『当たり前にすべき感染対策』を再確認していただき、2学期以降も陽性者が出ずに、子ども達が安心して学校に登校できるよう、引き続き感染予防に取り組んで頂きますようよろしくお願いします

令和3年6月30日(水)   7月1日は149回目の創立記念日

明日7月1日は、岸和田市立山直北小学校149回目の創立記念日です。昨年度は新型コロナウイルスの影響で臨時休業が約2ヶ月間続き、授業の遅れを取り戻す必要がある為、岸和田市内の全幼小中高の創立記念日は授業日になりました。本年度は通常の授業日が確保されており、創立記念日はお休みになりますので、149回目の誕生日を迎える山直北小学校の歴史を簡単に紹介します。

山直北小学校の創立記念日は、明治5年(1872年)に「郷学校」(村の学校)を設立した日を記念として定められました。 《新在家校》明治5年7月1日 新在家に「郷学校」を設立する(創立記念日)田治米正源寺本堂を校舎にする。  明治8年4月  校舎を新在家円満寺本堂に移転する。 明治8年5月 名称が新在家小学校となる。《三田校》  明治7年4月  三田小学校ができる。正楽寺本堂を校舎にする。 ●明治41年4月1日  新在家校と三田校が合併して「山直尋常小学校」となる。 ●大正10年11月1日  山直上村と山直下村が合併して山直町ができる。その為、校名を変更し「山直北尋常高等小学校」となる。 ●昭和12年8月10日  講堂竣工式挙行(野上和三郎氏寄贈)  ●昭和16年4月1日 国民学校令施行により「山直北国民学校」となる。 ●昭和17年4月1日   岸和田市と合併し「岸和田市立山直北国民学校」となる。(昭和20年8月15日終戦) ●昭和22年4月1日 学校教育法施行により「岸和田市立山直北小学校」となる(このあと、鉄筋校舎が次々と新築されました) ●昭和48年4月1日 校区変更により、城東小学校へ2年生の一部転校  ●昭和49年4月1日 校区変更により、城東小学校へ4年生の一部転校  ●昭和50年4月1日 校区変更により、城東小学校へ6年生の一部転校  ●平成4年6月4日 講堂(昭和12年、野上和三郎氏寄贈)と木造校舎のお別れ式があり、解体される。 ●平成5年10月17日  体育館と鉄筋2階建8教室並びに多目的室2教室が新しく建てられ、現在に至る。(今の1・2年生の教室棟) ●このあとは、給食室移設工事竣工・トイレ改修工事。教室空調設備工事などを行い、今に至ります。 ●学校に「郷土誌 山直」という立派な本があります。その本によると・・・・・・昭和7年から11年にわたって、当時の校長・宇野主也先生が編集された本です。それによると、古くは「山直は、山部の直(アタヘ)の後なり」とあり、地方を統一した者の名前に由来し、由緒ある「山直郷」となったとも言われています。「山直郷」は山直上村と山直下村があり、山直下村〈三田、摩湯、今木、東大路、田治米、新在家(岡山)〉が山直北小学校の元々の校区でした。 ●このように古い歴史を持つ山直北小学校の「学校沿革誌」には、児童数が掲載されており、次のように児童数が推移しています。  =児童数=  明治41年度(347名 )→昭和元年度(561名)→昭和48年度(1,348名)→昭和55年度(1,274名)→平成20年度(1,029名)→令和  3年度(  693名) 1回目のピークは昭和48年の1,348名、次のピークが昭和55年の1,274名で、市内で規模が1番大きい時代が長く続きました。しかし、ここ数年は児童数が徐々に減少していることもあり、今は常盤小、光明小、城内小に次いで、市内で4番目に大きい小学校です。明治5年の創立以来、令和3年3月までの卒業生は16,060名で、とても多くの人が山直北小学校で学び、卒業していきました。この長い歴史と伝統のある山直北小学校には、地域の方々のたくさんの思いが詰まっています。これからもその思いを大切に受け継いでいく子ども達を育てて参りたく思いますので、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。

令和3年6月17日(木)  3年前の大阪北部地震(M6.1)の教訓より・・・

平成30年6月17日朝7時58分マグニチュード6.1の地震が発生し、登校中の小学4年生の女児が倒れてきたブロック塀の下敷きになり、亡くなりました。火曜日の児童朝会で、周りに大人がいないときに地震が起こったら、どうするべきか?を考え、次の①~④の話を全校児童にしました。①周りを確認して、倒れやすい物(ブロック塀、自動販売機、電柱等)から離れてしゃがむこと ②ランドセルやバッグで自分の頭を守ること ③揺れがおさまるのを待ち、揺れがおさまったら、家へ戻るか学校へ行くかを考えること ④地震が起こった時の為に、毎日の通っている道をもう一度よく見て、ここで地震が起こったら、命を守る為にこうしようと考えておくこと。家にいる時地震が起こった、という想定で、家族で話し合って見て下さい。

令和3年6月15日(火)  我々の身近でも、起こるかもしれない事故として・・・

3年前の平成30年5月7日滋賀県甲賀市で、複数の上級生と集団下校途中の小学1年生の女児が、幅45cm×深さ45cmという普段なら危険を感じない側溝で、水に足をつけて遊んでいた時に転落し、増水により流され、死亡したという事故がありました。このような事故は、我々の身近な所でもいつ起こっても不思議ではありません。特に6月中旬になり、田んぼへ水を入れて田植えの準備をしている光景を見かける季節になりましたが、この時期の水路を流れる水量と水の早さは、日頃の緩やかな流れとは違い、大人でも立っていられない位の早さで流れています。もし、小学生が水路に落ちてしまったら、流されてしまい、上記のような悲しい事故になりかねません。学校でも水路、川、池には絶対に近づかないよう指導をしています。放課後や休日に、このような水遊びをしている児童を見かけたら、大人がすぐに注意をし、水の危険性を教えていただけたらと思います。上記のような悲しい事故を2度と繰り返さない為にも、ご家庭でも今一度子どもたちに、自分の命を守るために大事なことのご指導をお願いします。

令和3年6月4日(金) 5年生対象に非行防止教室                   6年生が「はにわ作り」に挑戦!

5月31日(月)クラス別で3回に分けて「非行防止教室」を行いました。「規範意識の醸成」を目的に岸和田少年サポートセンターの青少年健全育成推進員の方から、紙人形劇を交えながら身近に起こっている「万引き」や「不審者」等の話を聞きました。「万引き」は見張り役も共犯であることや、見つかるとお店から警察へ通報され、保護者が警察へ引き取りに行くことになり、家族にとても悲しい思いをさせる行為である事を学びました。①社会ルールを守ることと、心のブレーキをかけることの大切さ ②被害者や家族の気持ちを考えること(思いやりの気持ち)の大切さ ③非行に誘われた時、勇気を持って断ることの大切さについて話をして頂き、子ども達はしっかり話を聞いていました。

 

 

 

 

 

 

5月の遠足で行く予定だった大阪府南河内郡河南町にある「大阪府立近つ飛鳥博物館」から指導者の方に来ていただき、6月1日(火)クラス別の3回に分けて「はにわ作り」に挑戦しました。指導員さんの説明を聞いた後、世界に1つしかない独自の「はにわ作り」に挑戦。作りかけては思ったようにいかず壊し、作っては壊したりの繰り返しの中、一人ひとりが思いを巡らせながら、色々な工夫を凝らし、現代風の味わいのある「はにわ」を作り上げました。完成した「はにわ」を教室の後ろに並べてみたら、それぞれ工夫した箇所がうかがわれ、「私のはにわは、○○○やねん」と、うれしそうにクラスの人に話をしている姿が、とても微笑ましいひとときでした。

 

 

 

 

 

 

令和3年6月1日(火)  地域の皆さんの子どもの安全見守り活動に 感謝!

子どもたちが安全に登校できることを願って、雨の日も晴れの日も早朝からたくさんの地域の皆さんが車の往来が多い危険個所を中心に立って頂いているお陰で、事故もなく安全に登校できています。岡山町交差点から小学校へ向かう道路や、田治米町内、三田町内、岡山町内でも、子どもたちが歩いているすぐ側を通勤で急いでいる車が通り過ぎて行きます。保護者の皆さんも時間が許す範囲で結構ですので、仕事がお休みの日など、子どもたちの見守り活動へご協力をいただけた幸いです。

令和3年5月31日(月) 校長室前廊下の人盛り、日々の変化に興味津々・・・

休み時間になると、校長室の前にある3つの虫かごの周りに、子どもたちが目を輝かせて集まってきます。この虫かごには、子どもたちが喜ぶ姿を想像しながら本校の浅田先生が育てた幼虫が入っています。毎朝、浅田先生がその日に採った新鮮な葉っぱを入れてあげると、美味しそうに食べる幼虫の姿が見られ、日々成長していく様子を、子どもたちは目を輝かせながら観察しています。中には幼虫の少しの変化から「もうすぐサナギになるよ!」と、細かい観察ができる児童もいます。また、運が良ければ、休み時間中に幼虫がサナギになり、サナギが成虫になる素晴らしい瞬間を見れることもあります。昨今、お店やネット上で昆虫を見る機会が増えた半面、自然の中で生きている昆虫を見る機会がめっきり少なくなりましたが、校長室前に集まってくる子どもたちを見ていると「いつの時代も生き物への子どもたちの目の輝きは変わらないなぁ……」と感じる今日この頃です。

 

 

 

 

 

令和3年5月14日(金) 昨年もお知らせしましたが、突然の心肺停止事故に備え、校舎入り口にAED(除細動器)を設置しています

自分の目の前で病気やケガにより、突然、心肺停止、もしくはこれに近い状態になり、人が倒れる場面に出会う可能性があります。その時、何の迷いもなく、近くにいる人への適切な指示(119番通報とAEDを探すこと)を出し、1秒でも早く「心肺蘇生」を行えるかどうかが、倒れた方の蘇生率や社会復帰に大きく影響してきます。心肺停止状態の人に対し、心臓マッサージのための胸骨圧迫、及び人工呼吸を行うことを「心肺蘇生」と言います。人間が生きている限り、体の全ての細胞はいつも酸素を必要としています。心肺停止状態となり脳に酸素が供給されない状態になると、直ちに脳の神経細胞の機能に重大な変化が起こり始め、そのまま放置すると死に至ります。脳が酸素無しで生きられる時間はわずか3~4分と言われています。そのため、その場に居合わせた人による、適切な救命処置が、傷病者の命を大きく左右してきます。救急車の到着を待つ間、居合わせた人が傷病者に対し、すぐに「心肺蘇生(胸骨圧迫)」を始めると、救命率を2~3倍増やすと言われています。また、「心肺蘇生」で脳に酸素を送り続けることにより、後遺症が残る確率も下がります。そして、「AED」が届いたらすぐに電源をいれ、音声メッセージに従って操作をした上で、「電気ショックが必要」と音声で指示がでたら、ショックボタンを押します。救急車が到着する迄「心肺蘇生」と「AED」を繰り返します。また「心肺蘇生」はかなり疲れるので、交代する人がいれば長く続けることができます。インターネット上に「心肺蘇生の手順」が詳しく載っているので、一度確認をしておいて頂けたら、いざという時に役立つと思います。本校では、土日に学校施設開放に登録している地域の方(児童や大人)が、運動場や体育館を使用しています。その時、心臓発作等で急に倒れた人がいた時、救急車が到着するまでの数分間に、適切な「心肺蘇生」と「AED(除細動器)」を行えたら大事な命を救うことができます。そこで昨年度、三角屋根下の校舎入口近くの壁面に「AED」を設置しました。(いざという時にすぐに使わないといけないので、施錠はしていません。)大切な人の命を救う大切なものなので、保護者の皆さんも来校時に三角屋根下の校舎入り口近くの壁面にあるAEDの設置場所を一度は確認しておいて下さい。●過去に岸和田市内でも下記の心肺停止事例がありましたが、その場に居合わせた人達が素早く適切な対応をした結果、今も元気に過ごしています。①高校野球の練習試合中に打者が打った硬球が投手の胸部を直撃し、心肺停止状態になったが、観客に救急救命士が居合わせ、すぐに「心肺蘇生」を行い「AED」も併用しながら救急車の到着を待った。そのおかげで、投手は元気に復帰できた。②だんじり祭りの時に心肺停止で急に倒れた人がいた。その時は「AED」が近くになく、救急車到着にも時間を要したが、同町にいた看護士数名が救急車が到着するまで交代で「心肺蘇生」を行ったおかげで、後遺症もなく無事社会復帰できた。

  

令和3年5月12日(水)  今年の児童会目標を、テレビ朝会で紹介しました

5月11日(火)の児童朝会(蜜を避けるため各学級でテレビ視聴)で、児童会の人たち18人が、「や」「ま」「き」「た」を使った児童会目標を紹介してくれました。児童会は6年生の6人を中心に下級生を引っ張っていってくれ、5年生と4年生もそれぞれ6人ずつ入り、一緒に活動しています。「や」=やさしく 元気に  「ま」=毎日 あいさつ  「き」=気持ちを ひとつに  「た」=楽しめ 山北!  今年もコロナ禍の中での児童会活動になり、できる活動もかなり制限されますが、みんなで知恵を出し合って、素晴らしい児童会活動を行ってくれることを期待しています

令和3年4月19日(月)  今年の家庭訪問は 今までと違うやり方で行います。今こそ、相手の立場にたった言動をとれる人に……

今年の家庭訪問はコロナ対策を第一に考えて、学級担任による住居確認のみを行い、住居確認をしたらお家のポストに住居確認をした旨のお手紙を入れさせていただく形にします。なお、子どもさんのことで新しい担任と早い時期に相談をしたいという保護者もおられると思いますので、その方は個別に対応させていただきます。ご理解・ご協力よろしくお願いします。全国的にコロナウイルスの広がりがみられ、岸和田市内でも過去最多の人数の感染者がでており、私たちの身近なところでも陽性者がでています。予防していたにもかかわらず、どこで感染したかわからない人がほとんどで、一番つらい思いをしているのは、感染した本人やその家族の人たちです。今は、私も含め誰もが感染する可能性があり、それが家族、友だち、仕事の同僚になることもあります。でも、感染した人が悪いということではありません。こういう時だからこそ、大人も子どもも「もし自分が感染したら、周りの人からこういう言動をされたら嫌だな。こういう言動をしてほしいな・・・」と自分が感染した時のことを考えることが大事だと思います。私たち大人はもちろんですが、子どもたちが「感染した人や症状のある人に責めるような言動をすることなく、思いやりの気持ちを持ち、感染した人たちが早く治るように励まし、治って戻ってきた時には、温かく迎えることができる……」という、相手の立場にたった言動をとれるよう、ご家庭でもご指導よろしくお願いします。また、高齢者や病気がちの人は、感染すると症状が重くなってしまう危険があります。自分は元気だから大丈夫ということではなく、そのような人たちに感染させることがないよう、今自分ができる予防(いつも以上にマスクをきちんとつける、いつも以上にていねいに手を洗う、いつも以上に食事の時は絶対にしゃべらない、いつも以上に3密にならない行動をとるなど)をしっかり行っていくことも、ご家庭でもご指導よろしくお願いします。

令和3年4月8日(木)  新学期 全校児童691名でスタートしました。今まで以上に感染予防に留意しながら・・・

4月6日(火)入学式があり、113名のかわいい1年生が入学してきました。また、前日の4月5日(月)には新6年生が登校し、入学式の準備をおこなってくれました。テキパキと作業をしてくれたおかげで、スムーズに準備が進み、「さすが6年生!」と先生方も感心していました。「何事にも一生懸命頑張り、下級生の良き手本となってくれる」そんな山北の最上級生の良き伝統を、今年の6年生もしっかり受け継いでくれていることを、とてもうれしく思います。さて、3月末から4月に入り、全国的に急速なコロナ感染者の増加がみられる中、4月7日、大阪府では過去最多の878人の感染者が確認されました。岸和田市教育委員会からは、「現状では学校の臨時休業を行わず、より感染予防に留意しながら教育活動の制限を加えつつ、新学期からの教育活動を実施するように…」との指示がでています。もし児童や教職員に陽性者がでたら、今までと同様に判明した時点で児童を緊急下校させ、その後保健所の疫学調査が入り、濃厚接触者の有無の特定を行います。緊急下校日の翌日から3日間は臨時休業になりますが、濃厚接触者がいない時は、3日間を待たずに早く学校を再開することもあります。全国的な感染例を見ると、子どもの感染の多くは家庭内感染で、子どもが感染しない為には、仕事等で行動範囲が広い我々大人が感染しないことが重要です。以前からお願いしていますが、まず大人から『検温、手洗い、マスク着用、3密をさける』という感染予防を、今まで以上に徹底して行い、特に様々な施設(特に日常生活で不可欠なスーパー等の買い物等)に行った時は、「施設に入る時」と「施設内の物を触り、外へ出る時」の最低2回は必ず手指消毒をおこない、子ども達が引き続き安心して学校に登校できるよう、感染予防に取り組んでいただきたく思います。以上よろしくお願いします。

令和3年3月17日(水)   6年生の卒業制作 三角屋根にベンチを・・・

今日の昼休み、6年生が卒業記念として作成した3台の「ベンチ」のお披露目をしました。1組は「どらえもんやアンパンマン等のキャラクター」、2組は「春夏秋冬の四季」、3組は「学校生活」をテーマに、かわいい絵柄のベンチができあがりました。昼休み時間のお披露目だったので、早速、たくさんの子ども達が喜んで座っていました。今後は「三角屋根のベンチ」として、子ども達のくつろぎの場所になればと期待しています。保護者の皆様も、卒業式等で学校へ来られた時は、是非一度ご覧いただき、座っていただけたら幸いです。また、昨年度の卒業生が、卒業記念制作で取り組もうとしていた矢先の2月28日に、全国一斉の臨時休業となってしまった為、作成途中でストップしてしまった「ネームプレート」も、あわせて作成してくれました。また、5年生は昨日の卒業式リハーサルの途中で式場内に入らせてもらい、6年生の式練習(「呼びかけ」と「別れの歌」)を見学させてもらい、その後、最後のお礼とお別れの時間を持ち、6年生から5年生へ「山北の最上級生」「山北の顔」というバトンを渡しました。6年生が卒業式までにやろうとしていたことが1つずつ終了し、あとは卒業式を待つだけになりました。19日の天気予報も当初より良い天気に変わり、良い卒業式になりそうです。

   

令和3年3月16日(火)   第148回卒業証書授与式にむけて・・・

卒業式まであと3日となり、校内も職員室前廊下や1階~2階、2階~3階のおどり場に、教職員から6年生へのメッセージが掲示され、そして式場内には、山直北小学校を巣立っていく卒業生が大空に羽ばたいていく姿をイメージした鳩や、「おめでとう!」の色あざやかな壁面画が飾りつけられています。また、昨日の5時間目には、1年生が教室の清掃等でお世話になった6年生に対し、体育館を使って1年生の全員合唱で感謝の気持ちを伝えました。また、今年は密を避ける為に「6年生を送る会」を体育館で実施できなくなりました。そこで5年生が中心となり、1年生~4年生にも協力を呼びかけながら、企画から仕上げまでの全てを自分たちの手で行い、心を込めた手作りの素晴らしい贈り物を作り上げ、6年生の教室で一人一人に手渡してくれました。コロナの影響で全学年が体育館に集まれない中で、6年生に感謝の気持ちを伝える為に、自分たちができることを一生懸命考え実行できた5年生にもすごい成長の姿が見られました。また、コロナ禍の1年間でしたが、6年生は「山北の最上級生」として「山北の顔」として、下級生の良き手本となりながら、学校生活をリードしてくれました。今、6年生の脳裏には、山直北小学校で過ごした6年間の思い出が走馬灯のように駆け巡りながら、友達や先生方との別れを惜しみつつ、卒業式での「決意表明」「呼びかけ」「別れの歌」を通して、今までお世話になった沢山の方に感謝の気持ちを伝えようと、卒業式練習を一生懸命頑張っています。良い卒業式になりそうです。

   

令和3年2月16日(火)   学校内が 少しずつ 変化しています・・・

コロナ禍の中、子ども達が楽しみにしている行事がなかなか思うように実施できないのが残念でなりません。1つの行事を通して、クラスの団結が見られたり、取り組む過程でさまざまなドラマや葛藤がありながら成長して行く姿がみられたり、それぞれの役割(仕事)をきちんと果たすことで自信につながったり、普段は見えない友達の良い面が見えたり・・・と、さまざなな行事を通して子ども達は大きく成長した姿を見せてくれます。今年度は思いっきりエネルギーを発散できる行事が少ない中ですが、山北の子ども達の多くは、休み時間になると、元気に運動場や中庭に飛び出していき、よく遊んでいます。特にロング休けいや昼休みには、先生方も子どもたちとドッジボールをしたり、鬼ごっこをしたりして、一緒に楽しく遊んでいる微笑ましい光景をよく見かけます。そのような中、昨年末から校内に工事業者が入り、1・2年棟のトイレがすべて和式から洋式になり、和式に慣れていない子ども達にとって使いやすくなりました。また、体育館内のライトも「LED」に交換してくれ、今までに比べて見違えるような明るさになりました。そして、先週末には全教室に一人一台のタブレット型パソコンが配備されました。教職員も日々の仕事をしながらの学期途中に、事前の操作方法マスター研修等もほとんどない中で急に配備されたので、全教員がうまく使いこなせるようになるには少し時間がかかるかもしれません。しかし、子ども達は楽しみにしているので、時間をうまく見つけながら操作方法を勉強し、子ども達が使える機会を増やしていけたらと考えています。

   

令和3年2月9日(火)  緊急事態宣言下、もう少し続きそうです。縄跳びを通して家族のきずなを・・・

緊急事態宣言が出されて約1ヶ月が経ち、府下の感染者数減少に少しずつその効果が表れてきているように思われますが、まだまだ余談は許さない状況には変わりはありません。学校では感染予防により注意を払いながら、教育活動を実施しています。2月に入り、少し暖かい日が増えてきて、それに伴い元気に運動場で遊ぶ子ども達の姿も増えてきています。例年なら2月は、体力作りの持久走記録会があり、子どもたちは前年どの記録を更新しようと、本番にむけて一生懸命練習をしています。しかし、本年度はたくさんの人数で運動場を周回して走ることで、飛抹が飛ぶことによる感染が心配されるので、持久走記録会は中止とし、替わりの体力づくりとして、シャトルランや縄とびを行っています。子どもたちは体育の時間、休み時間、放課後を使って運動場で縄跳び練習をおこない、「先生、二重跳び、◎◎回できるようになったよ!」と、今までできなかったことができるようになり、目に見える成長に一喜一憂しています。まだまだ不要不急の外出を控えなければならない日が続いているので、休日などに、お家で保護者の皆さんができる縄跳びのスゴワザを子ども達に見せてあげることで、家族のきずなが深まる一助になればと思います。春はもうすぐそこまで来ています。一日も早いコロナ終息を願ってやみません。

         

令和3年1月21日(木) 文科省全国調査 児童の感染者は73%が家庭内感染

3学期に入り、本校において児童がコロナウイルスに感染する事案が相次ぎ、児童や保護者の皆様には、ご不安やご心配をおかけし本当に申し訳ありません。今回の事案については、保健所が実施した疫学調査の結果、学校内で「濃厚接触者」に該当する者がいないことが示されたので、保健所・市教委と相談の結果、校内の消毒を行い、本日から通常どおり授業を行うことになりました。(また、今回の事案は、前回の事案との関連性はありません)文部科学省の発表によると、6月から11月末までにコロナウイルスの感染した全国の小学生(児童)の感染経路を調べたら、73%が「家庭内感染」だったと示されています。「家庭内感染」のながれは、次のようになっています。①毎日の仕事等で行動範囲が広く、不特定多数の人との接触も多い大人が、家ではないどこかでウイルスに感染してしまう。(特にマスクをはずした飲食時(外食時)に会話をすることで、飛抹がとび、感染する可能性が高い)②ウイルスに感染した大人が帰宅し、一緒に過ごす子どもや家族が感染する。このような感染のしかたが圧倒的に多く、岸和田市内で子どもが感染した事例を見ても、全国の傾向と同じで「家庭内感染」が圧倒的に多い状況です。我々大人が「家庭内感染」から子どもたちを守るためには、まず大人から生活習慣を今一度振り返り、改善していくことが最善の方策かと思います。以前、発行した校長室通信で、児童の健康診断で来校した学校医さんから聞いた「コロナの感染予防の為の2回消毒」の話を紹介しました。(次の内容です)【Dr.の話】スーパー等で買い物をしている時は、多くの人が色々な物を手に取って触り、陳列棚に戻したりします。もしその品物に菌がついていて、触ったその手で目をこすったり、口元を触ったりしたら、感染リスクが高くなります。これはとても危険だと感じています。もう一度原点に立ち返り、買い物に行ったら、入る時に手の消毒をし、買い物中は目をこすったり、顔や口元を触ったりしない。そして、買い物を終えて施設を出る時も必ず消毒をして、手を安全な状態にリセットする。このことを続けることが身近な感染予防です。★「家庭内感染」を防ぎ、子ども達を守るために、上記の「2回消毒をする」や「マスクをはずしている飲食時はしゃべらない」等、仕事や生活面での継続実施をお願いします。

令和3年1月12日(火) すべての方が「思いやりの気持ち」をもって

12月~1月にかけて全国的に感染者が急増しており、いつ、どこで感染者が出ても不思議ではない危機的な状況にあります。また、高齢者の方、基礎疾患がある方、病気がちの方が感染すると、症状が重くなってしまう危険があります。山直北小学校の校区内にも、高齢者と同居していたり、基礎疾患等の持病をもっておられる方と同居している方が、たくさんおられます。そのようなご家庭の心配や不安を考えると、「自分は元気だから大丈夫」ということではなく、同居者の有無に関わらず、そのような人たちに感染させることがないように、子どもも大人も全ての人が思いやりの気持ちをもって、日々過ごさなければなりません。「自分は若いから、感染しても大丈夫。」と勝手に思い込み、きちんと感染予防の行動をせずに、挙句の果てに感染してしまった・・・という自分のことしか考えない行動をとることは、絶対に許されることではありません。また、感染者の中には、「どこで感染したかわからない。感染の可能性が高いといわれる場所には行かずに、毎日きちんと感染予防をしていたのに・・・」と言っておられる方もいます。ウイルスがどこに存在しているかわかりませんが、私たちの身近にウイルスが存在し、いつ誰が感染しても不思議ではない状況であることは間違いありません。9日に大阪府・京都府・兵庫県の三府県は、「緊急事態宣言」を国に要請し、今週中にも政府で決定される可能性があります。既に実施している関東一都三県の「緊急事態宣言」は、前回の4~5月とは大きく違い、社会経済活動(学校も含めて)を止めずに、感染対策や飲食店に重点を置いたものになっています。学校でも今回のことと、このような社会情勢を重く受け止め、改めて感染予防の取り組みを徹底し、引き続き感染予防に取り組んで参ります。ご家庭でも今まで以上に感染予防には留意され、3密を避け、適切な行動をお願いします。下記は、今日の1時限目に、私と中内(生活指導主担)から全校児童にむけて話をした内容を抜粋したものです。

「思いやりと温かい心で」

先日お知らせしたように、山直北小学校でも感染した人がいます。保健所が調査をして、教育委員会と相談の上、「12日から学校を再開しても大丈夫」ということになりました。12月~1月にかけて、全国で新型コロナウイルスに感染する人が急増しています。みなさんは、感染しないようにする為に、話をする時にはマスクをしたり、手を洗ったり、給食中はしゃべらずに食べたり、熱やせきが出て具合が悪い時は、学校を休んだりしてもらっています。今までもみなさんは、風邪をひいたり、インフルエンザにかかったりしたことがあると思います。今は、更に新型コロナウイルスの感染が広がっています。この3つは症状がよく似ています。新型コロナウイルスに感染したと診断される人が、身近な人の中から出るかもしれません。それが、友だちとわかったら「自分は大丈夫かな?」と不安になることもあるでしょう。校長先生も含め、誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性があります。でも、感染した人が悪いということではありません。学校やクラスの中で感染することは悪いことだという雰囲気ができてしまうと、新型コロナウイルスに感染したと疑われることを恐れて、具合が悪くなっても、そのことを言い出しにくくなったり、病院に行くのが遅くなってしまいます。そうすると、さらに感染が広がってしまうかもしれません。「誰がかかったん?」とか「○年生の子がかかったんやって。」とうわさをしたり、「せきをしている○○さんは、コロナかも」と感染した人や症状のある人を責めるのではなく、思いやりの気持ちを持ち、感染した人たちが早く治るように励まし、治って戻ってきた時には、温かく迎えて欲しいと思います。もし、自分が感染したり、症状があったりしたら、友だちにはどうして欲しいかということを考えて行動して欲しいと思います。しかし、残念ながら感染した人達が心ない言葉をかけられたり、心ない扱いをされたりして、つらい思いをしたということをよく耳にします。こうしたことが皆さんの周りでも起きない様に、皆さんにも協力してほしいのです。また、高齢者や病気がちの人は、感染すると症状が重くなってしまう危険があります。自分は元気だから大丈夫ということではなく、そのような人たちに感染させることがないよう、思いやりの気持ちを持ってほしいと思います。山直北小学校の先生たちは、感染予防をしながらみなさんの為に学ぶ機会、遊ぶ機会、交流する機会を最大限作っていきたいと考えています。皆さんは、今自分ができる予防(マスクをつける、手を洗う、食事の時は絶対にしゃべらない、密にならないなど)をしっかり行い、将来の目標を持ち、家庭や学校での日々の学びを続けて欲しいと願っています。

令和3年1月5日(火)   新年あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。

例年よりも4日短く、いつもの年末年始とは違った過ごし方をした冬休みが終わり、今日から子どもたちの元気な声が戻ってきました。ただ、全国的にコロナの感染状況は急増傾向にあり、油断ができない状況には変わりありません。子ども達が感染しないよう学校と家庭が連携しながら、感染予防の取り組みを続けてまいりますので、よろしくお願いします。

令和2年12月23日(水)  2学期、保護者の皆さんのご理解・ご協力 ありがとうございました

今年1年を振り返ると、新型コロナウイルスの感染予防に追われ続け、私たち大人にとっても、子ども達にとっても、色々な意味で大変な1年でした。12月に入りようやく「アメリカやイギリス等では、ワクチン接種が始まった・・・」という明るニュースも聞こえてきています。来たる2021年は、日本でもワクチンの実用化が始まり、元の状態に近い学校生活が送れるのではないか・・・と少し期待しています。2学期もあと2日になりましたが、山直北小学校の子ども達に一人も感染者が出ていないのは、保護者の皆さんが家庭内感染を起こさないよう気配りをしながら毎日の生活を送っていただき、予防していただいているおかげと感謝いたします。今年の冬休みは、10日間という少し短い休みになりますが、引き続き家庭内感染予防には留意していただきながら、保護者の皆さんと子ども達にとって良い思い出づくりの時間となるような楽しい冬休みになることを祈っています。

令和2年12月7日(月)  新聞記事より「児童生徒の感染は、家庭内感染が半数超・・・」(全国調査より)

新聞記事に「6月から11月末までに、児童生徒3303人がコロナウイルスの感染した」と掲載されていました。3303人の感染経路は、半数超の1824人が家庭内で、学校内は445人、家庭・学校以外は320人、経路不明は702人に上っていました。大人が感染してしまい、家庭内で子どもにも感染させてしまうことが多いようです。これは、仕事等で行動範囲が広い大人がどこかで感染してしまい、知らない内に子どもを含めた家族にも感染させてしまった・・・という構図が見えてきます。我々大人は日常の仕事の関係上、行動範囲が広く、多くの方との接触も子どもに比べたら多い状況にあります。家族内にウイルスを持ちこまないようにする為に、一人一人が毎日実施している感染予防対策を今一度振り返っていただき、更にこれはやっていこうということを1つでも追加していただけたらと思います。家族内の大人から感染した児童が、回復して学校へ登校する時に、「周りの子どもの目が今までと違うのではないか?・・・何かかげ口を言われたり、避けられたりしないか?・・・と、すごく不安な気持ちで嫌だった。」という不安な気持ちを持ちながら登校したという話をよく耳にします。子どもが感染しない為には、家族の大人が感染しないことが大事なので、まず我々大人からしっかり感染予防対策の模範行動を示していくことが、上記のような不安を子どもに抱かせない近道ではないでしょうか

令和2年12月4日(金)  12月3日~15日の間  大阪モデルが「赤信号(レッドステージ1)」→ 最低2回の手指消毒を!

大阪府下の感染者が急増しているのを受けて、「不要不急外出の自粛」を始めとする対応方針が示されました。学校内でも感染予防の取り組みを今まで以上に徹底を図りつつ、細心の注意を払いながら教育活動を実施して参ります。また、保護者の皆さんに以前お願いした内容になりますが、再度次の事項についてご協力をお願い致します。以前学校医さんと私が話をしている中で、「日常生活のコロナ予防対策として、大事にしておくべきことは何ですか?」と聞いた時に、学校医さんから「日常生活に必要なスーパー等での買い物は必要不可欠です。スーパーに入る時の手指消毒はもちろん大切ですが、不特定多数の人が使う買い物かごやカートを使いながら買い物をしたあと、店を出る時の手指消毒がもっと大事で、感染予防に有効です」とアドバイスをいただきました。すでに実施していただいている方もいると思いますが、まだ実施していない保護者の皆様も様々な施設に入る時と出る時の最低2回は手指消毒を実施していただき、感染予防に取り組んでいただけたらと思います。

令和2年11月13日(金)   市内でも感染者が急増(11月に入り11日間で29名が感染)。部屋の換気と加湿も・・・

9月~10月に比べると、11月に入り北海道をはじめ大阪府下でもコロナ感染者が急増してきています。岸和田市内でも今までの感染者総数が193名で、11月の11日間で29名の感染者が出ているというかなり厳しい状況になっています。ほとんどが働いている大人の人の感染で、家庭に持ちこむと子ども達を始め、家族が濃厚接触者になり、PCR検査を受けなければなりません。また、PCR検査を受けて「陰性」の結果が出ても、2週間を様子をみなければならないルールになっているので、2週間は仕事や学校に行けなくなります。今一度、日常の買い物等で人が集まるスーパー等の商業施設等へ行った時、施設へ入る時と出た時の「2回の手指消毒の励行」をお願いします。『検温、手洗い、マスク着用、3密をさける』という感染予防の方法は変わっていませんが、寒くなり世の中全体が手洗い等にルーズになっている面もあります。また、寒くなり部屋を閉める状態が増え、部屋が乾燥することで、感染が広がっているようです。『部屋の換気を行う』『インフルエンザ対策も含め、外から家に帰ったら手洗いとうがいをする』『暖房で乾燥しがちな部屋を、加湿することで乾燥を防ぐ』などの新たな点にも注意しながら感染予防をお願いします。

令和2年11月12日(木)   コロナ禍での6年「修学旅行」、1~5年「秋の遠足」

山直北小学校の児童や保護者に感染者が出ていない中、子ども達が楽しみにしている校外行事を実施することができました。特に修学旅行は、コロナ感染予防対策をしっかりしながらの1泊2日で、例年に比べかなり制約がありましたが、子ども達は修学旅行に行ける喜びと、たくさんの人に感謝の気持ちを持ちながら、山北の最上級生として素晴らしい態度で2日間を過ごしました。1日目の平和学習では「原爆の子の像」の前でクラス毎に素晴らしいセレモニーを行い、2日目は「姫路セントラルパーク」に行き、乗り物、買い物、車窓から動物見学と、仲間と一緒に楽しい時間を過ごしました。子ども達が楽しみにしている行事を全学年実施できるのも、保護者のみなさんが「自分が感染したら子ども達に迷惑がかかるので、予防をしっかりやろう」という感染予防意識があっての事と感謝致します。

  

令和2年10月21日(水)   千羽鶴のとりくみ「平和の願いを込めて」 →→ 広島修学旅行へ

11月6日~7日に6年生が広島修学旅行に行きます。世界で初めて原子爆弾が投下された街「ひろしま」への修学旅行を通して、平和の尊さを学習してきます。修学旅行に先立ち10月20日(火)朝の時間に、6年生が1~5年生の全クラスにいって、絵本「おりづるの旅」の読み聞かせをおこないました。今後はペア学級で折り鶴の製作を行い、折り鶴の裏に一人ひとりが平和への願いを書いたものをクラス毎に重ねて、6年生が修学旅行に行く時に持っていきます。

 

令和2年10月18日(日)   コロナ禍の運動会  こどもたちの頑張る姿が「感動」という「宝物」を届けました

前日の土曜日は朝から夜まで1日中しとしと雨が降り続きました。「運動場はかなり水がたまって、水が浮いているやろうな」と思い、職員集合時間の6時30分よりも少し早めの6時に学校に行ったところ、運動場には水が浮いている所がなかりある中、すでに20人くらいの先生方が来て水取り作業を始めてくれていました。子ども達に少しでも良いグランド状態で演技をさせてあげたいという思いで、朝早くから水取りに来てくれている教職員がたくさんいて、とてもうれしく思いました。水取作業後は土入れ、トラックのライン引き、本部設営、保護者用駐輪場付近の水取りとライン引き、校門付近のコロナ予防のための準備(検温や名札チェック等)が終わったら、すでに7時40分になり、児童が登校しはじめていました。教職員の思いが通じたかのように、子どもたちは本当に一生懸命素晴らしい演技を見せてくれ、お家の方に世界に一つしかない『感動』という『宝物」を届けてくれました。中でも小学校生活最後の運動会になる6年生は、演技・応援・係り活動等すべてにおいてリーダーシップを発揮し、下級生の良き手本となり、全校児童を引っ張ってくれました。中でも6年生最後の演技「挑戦と感謝~今、私たちにできること~」は、コロナ禍の中での子どもたちの心情を見事に表現し、見ている人全てをくぎ付けにした素晴らしい演技でした。感動のあまり、涙を流しながら見ている保護者もかなりいました。また、6年生の演技を見た下級生は「自分も6年生になったら、あんな演技ができるようになりたい」と憧れを持ったと思います。又、観覧された保護者や市教育委員会の方からは、先生方が力をあわせて朝早くから子どもたちの為にグランド整備をしてくれたこと、そして、何よりも運動会に向けて子ども達を熱心に指導してくれた先生方への感謝の言葉と、お褒めの言葉を頂きました。また、保護者の皆さんも、ほとんどの方が観覧ルールを守っていただきました。2つの門での検温や名札の着用、そして、何よりも密にならないよう観覧時間の順守と観覧場所の分散にご協力をいただき、本当にありがとうございました。

  

令和2年10月12日(火)   運動会にむけて 全体練習2回目

運動場に全校児童が集まった「全体練習」。前後左右の人との距離を取った700人の座席がトラック全体を囲みます。全児童が一同に整列せず、入場行進がない自席での開会式、応援合戦も団長と副団長以外は大きな声を出さない拍手での応援など、全てがコロナ対策を取りながらの運動会の為、例年との違いを感じながら全体練習を行いました。山直北小は運動場が広く、周辺にも空きスペースが沢山ある為、700人が一度に集まって開催できますが、700人規模でこの様な環境の学校は市内で本校しかありません。全校児童が一緒にできることに喜びを感じながら、子ども達は練習の成果をしっかり発揮し、保護者の皆さんに「感動という宝物」を送ってくれると期待しています。

  

令和2年10月5日(月) 5年生 田植え → 稲刈り → 稲を天日で乾燥

6月に裸足になって植えた苗が大きく成長し、黄金色のお米が鈴なりになったので、収穫を行いました。初めて「鎌」をもち、初めて稲をつかみ、「バサッ、バサッ」と鎌で切る。何もかもが初めての児童も多かったのですが、浅田先生の指導のもと、上手に刈り取りを行いました。かり取った稲は、天日干しをするために、だてがきにつるしました。何もかもが初めての体験でしたが、ふだん何気なく食べているお米がこのようにでき、今後どうすれば食卓のお米になるのかを経験することで、毎日おいしくご飯を食べられることへの感謝の気持ちをもってくれたらと願います。

  

令和2年9月27日(日)  本年度 初めての 授業参観(6年生は音楽会) 保護者のみなさんのご協力に感謝します

27日(日)の日曜参観は、新型コロナウイルス感染予防策を取りながら、そして、保護者の皆さんの3密を避けながらの参観になり、事前に様々なお願いを校長室通信(第9号)や学校メール等でさせていただきました。2つの門での検温から始まり、次の授業まで待機場所での整列、そして教室参観時もビニールシートをはっていることで教室内の子どもの様子が見えにくい面もありましたが、感染予防策と理解していただけたと思っております。保護者の皆さんに事前にお願いしたその1~その5を守っていただいたおかげで、保護者の皆さんの動きが重なることなくスムーズにできました。また、お子様の参観前後の時間帯にPTA実行委員さんやPTA学級委員さんには2つの門に立っていただき、感染予防として来校者への「検温」と「名札チェック」を行っていただきました。みなさんのご理解・ご協力有り難うございました。ただ、今までは1時間だった授業参観を3時間にし、保護者を3つのグループに分けても、他の場所に比べて教室前の廊下が一番密になり易く、保護者の皆さんは隣の方と密にならない様に距離をとりながら、廊下での私語もほとんどなく参観いただきましたが、教室前廊下が密になっている学級が何クラスかあった・・・ということが今後の課題として残りました。

 

令和2年9月15日(火)  本年度 初めての「児童朝会」をしました

運動場に全校児童が整列しての「児童朝会」。コロナ対策として左右の人と一定の距離を取りやすいように、ラインテープに印をつけた場所に先頭の児童がならび、運動場いっぱいに広がりながら700人が整列しました。全校児童が一堂に会する朝会は、久しぶりだったためか、いつもと違う空気感がありましたが、700人が集まる光景を見ていると「普段の学校が帰ってきたようで、全校児童が集まるっていいなぁ」と感じました。

  

令和2年9月10日(木)  たてわり活動  さすが6年生! よく頑張った! ありがとう・・・

今年はコロナ対策のため全教室を使ってのたてわり活動になり、6年生一人ひとりに各クラスの中心として仕事を任されました。人前で話すのが苦手な子どもも得意な子どもも、みんなそれぞれが一生懸命で、一緒に入ってくれていた先生方も「さすが、6年生。初めてのことなのに、堂々と下級生に説明や指示をしたりして、上手にやっていたよ!」という声がたくさん聞かれました。最上級生として下級生の良き手本となり、山直北小学校がすばらしい学校になるよう、しっかりリードしていってくれています。

  

令和2年9月7日(月)   栄養教諭による食育の授業(1年生で)

子どもたちが毎日おいしく食べている「給食」、給食ができるまでに、どれだけの人がかかわり、どのように作られているのか?好きな食べ物・苦手な食べ物・好き嫌い・野菜について?・・・等を栄養教諭が1年生の教室で授業を行いました。子どもたちは先生の質問に積極的に答え、楽しく1時間を過ごしました。そして、授業が終わったら、子どもたちはすぐに給食室に走っていき、給食を作ってくれている調理員さんの作業をのぞきこみながら、授業で学んだことを自分の目でしっかり確かめていました。

  

令和2年8月28日(金)   5年生が臨海学校に行ってきました(日帰り)

毎年7月下旬に淡輪にある府立海洋センターに1泊2日で行っているのですが、コロナ禍の状況下でもあり日帰りの臨海学校に変更して行ってきました。朝7時半に4台(座席を少しでもゆったりと座り、隣の人と間隔を取るために1台増やし、4台にしました)のバスに乗車する時も検温・手洗い消毒を行い出発しました。現地には早朝からはいり、午前から午後にかけてヨット体験、海遊び、カヌー体験をおこない、友だちと楽しい思い出を作りながら海の自然を満喫しました。そして、夕方は体育館で「キャンドルファイヤー」を楽しみ、19時に元気に帰ってきました。 現地のスタッフの方から「海の活動を終了ごとに、これだけきちんと手洗いや消毒をやっている学校は今まで見たことがない。すばらしい!」とお褒めの言葉をいただいて帰ってきたそうです。山直北小学校の代表として行ってきた5年生、コロナ禍でも素晴らしい臨海学校を作り上げてくれました。

  

令和2年8月26日(水)   2学期がスタートしました。  ユーカリの樹が・・・

例年に比べて短い2週間の夏休みが終わり、24日から子ども達の元気な声が校庭にもどってきました。今年の夏休みはコロナの影響であまり遠出もできず、近場で家族と過ごした人が多かったようです。山直北小学校のシンボルの一つに「三角屋根とユーカリの樹」があり、長年にわたり山直北小学校の子ども達を見守ってくれています。そのユーカリの樹のことなのですが、昨年あたりから新枝や新葉がほとんど出なくなり、今年の春先も新枝や新葉が出ず、樹皮も枯れた様な色になってきました。樹の中が腐ったりして弱くなっていたら、台風等の強風で折れたり倒木の危険性があるので、児童の安全面を最優先に考えた上で、夏休み中に業者の方に来てもらい伐採しました。残った切り株を見ると、内部の劣化がかなり進行していて、いずれ折れたり倒木の可能性があるような状態になっていました。台風が来る前に切ってもらい良かったです。    【伐採前】         【伐採の途中:半分くらい】         【伐採後】

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